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硫黄島からの手紙

遅ればせながら、「硫黄島からの手紙」をDVDで見た。

どんな戦いだったのかというのはこちらを参照していただくとして、映画自体は3回くらい連続して見てしまった。

この映画の中で描かれているのは、一部を除いてはすべて「実際にあった話」です。この映画を見た後にネットで硫黄島の戦いについて検索していろいろな関連サイトを覗いてみたが、日米ともに「悲惨な戦場」だったというところに行き着く。

硫黄島の面積は約22平方キロというから、東京でいうとだいたい北区と同じくらい。場所は本州と沖縄、サイパンからだいたい1200~1300キロくらいの等距離に位置する。自然環境はきわめて厳しく、島内は全体に地温が高く、多くの噴気地帯、硫気孔がある。つまり活火山であり、現在でも島の海岸線が隆起をつづけているという。気温も亜熱帯気候ということで、夏などは40度近くなる日もあるようです。 飲料水なんぞは、戦前は雨水を貯水して利用していたようで、わき水などはほとんど出てこないといった土地のようです。

こんな過酷な条件のなかで日本軍は地下要塞を作り、物量に勝る米軍と互角以上の戦いを繰り広げたというのは驚嘆します。この戦いでの日本兵の戦死者は守備兵力20,933名のうち20,129人。(そのうち戦後の調査で遺骨が発見されたのは8,383柱(平成14年度まで)にすぎない)、この戦いの中で日本の兵士はなにを思って戦っていたのでしょうか?もとより勝ち目のない戦いと知っていたのでしょうから。

他の方のブログで読んだ内容だが、硫黄島の生還者で金井啓さんという方がおられるのだが、とあるインタビューの中で、 「日本は悪者だったと教えられたため、日本人はみんな無関心になってしまったのでしょうか?」 と質問されたところこう答えたそうだ。「その通りだよ!俺達のどこが悪者なんだ。あなた方を守るために私たちは闘い、みんなは死んだんだ。」 

何を思って戦ったか?お国のため、天皇陛下のため。それはそれで間違いのないことであろうけども、大多数の兵士は家族を思いながら戦った、つまりは我々を守るために必死に戦ったのである。

今回の「硫黄島からの手紙」はこのことをよく描いているように思えた。クリント・イーストウッドの監督としての手腕もなかなかのものではないかと思う。(アカデミー賞とっているんだから当たり前か^^) 折しも、今靖国神社では「みたま祭り」が催されている。私の友人がよく行ってるので知ってはいたが、この映画をみてにわかに興味がわいてきた。でも16日(本日)までみたい.....。

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