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2007年8月

水曜どうでしょう

いまさらいうまでもなく、北海道テレビ(HTB)の人気番組ですな。大泉洋の出世番組です。

ブログの話題にするくらいだから、当然筆者もハマっていまして、DVDも4枚ほど。テレビの放送を録画したものが数枚あります。

この東京では現在MXテレビ(東京メトロポリタンテレビ)でしか放送されていない(それも再放送の「水曜どうでしょうClassic」)番組にハマるきっかけになったのは「救命病棟24時」にでていた大泉洋って何者ってところから始まった。

検索していくと、北海道ローカル制作の番組に出演していて、北海道では大人気なタレントだという。んで、その出演番組の「水曜どうでしょう」て番組ってどんな番組?と好奇心が騒ぎ出し、探していくと「インプレスTV」っていうインターネット番組を配信しているサイトで見ることができるらしい。おまけに無料の視聴番組があるっていうんで早速見てみた。

番組は「ユーコン川160キロ川下り」の全7夜を見た。もう、なんだかわからないけど、面白くて、3回くらい繰り返し見ましたね。それから、DVDの存在を知り、オークションでDVDをゲットして......、あとは大泉洋曰く「子猫ちゃん」になりさがってしまいましたよ。

自分は東京の人間なので、どうでしょうを見る手段は先のMXテレビでしか視聴する事ができないのです。しかもUHFのアンテナの向きがどうにもならなくて、(見られないほどではないが)画像が荒い。ケーブルテレビだとMXを見られるようなのだが、それだけでケーブルテレビを契約するのはちょっとなあ...。とすると、頼るものはDVDとクチコミで本放送を録画した方から見せていただくしかないと....。

ということでDVDは4本、テレビ録画ものも現在は先のユーコン、ヨーロッパリベンジ、タマンヌガラ、原付東日本、アラスカあたりは見たかな。

もっと見たいなと思っていた矢先、「You tube」のサイトにも結構出ているんですね。何本か見ましたよ。(これって書いていいのかな?) もう削除されたけど、対決列島とか、サイコロ3とか、アラスカもありました。ただ、そこにたどり着くのは結構大変ですよ。どうでしょうとか企画の名前かいても引っかからないですからね。

今月の頭くらいに過去のどうでしょうの企画で不祥事があったと報じられ、ディレクター以下、出演者もインターネットを通じて謝罪しておりました。「これをやったらどうなるか」ということを知らずに及んだ行為だとは思うけれども、放送メディアという立場を考えるとやはり制作側の認識不足による不祥事に対しては何らかの責任をとる必要はあるだろう。視聴者は今回のことによってその企画を二度と目にすることができなくなってしまったのだから。

とはいえ、この番組に対しての評価は全く変わることなく、DVDも配偶者にあきれ変えられるくらい繰り返し見て、大泉洋や、安田顕がドラマにでればそのドラマを見るなど、自分でいうのもなんだが、かなり病的^^; 今「四国R-14」を見てみたいんだけど、だれかビデオ売ってくれる人いないかなあ。

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あ、安部礼司

このブログを立ち上げた直後ぐらいの記事でラジオのことについて書いたが、そこで触れている日曜午後5時からのTOKYO FM「あ、安部礼司」という番組にハマッている。

HPを見ると「この物語は、ごくごく普通であくまで平均的な35歳の安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディである。」とある。この物語のなかに30代にとっては鼻歌で歌えるような曲を盛り込んでいる。(これがまたツボにはまってなかなかイイ!)

主人公の名前を見ればわかるように安部礼司→あべれいじ→アベレージ。ようするに平均的なごく平凡なサラリーマンが主人公。他にも個性的な脇役が多数登場して、結構笑える。

この時間帯は以前は松任谷由美がパーソナリティの番組をやっていたが、いつの間にかこの番組になっていて(実際は去年の4月から)、去年はたしか4,5回くらい聴いた覚えがあるが(仕事が忙しくて日曜日のこの時間帯にラジオが聴けなかった)、あまり印象に残っていなかった。んで仕事が一段落してこの時間帯の前(午後4時)からの福山雅治の番組を聴いた流れでこれを聴き始めたのだが、これが面白くて見事にハマッてしまった。

ここにでてくる登場人物で刈屋勇というキャラクターがいるのだが、これが結構お気に入り。テンプルにカチンとくる高らかな笑いを響かせながら主人公をかき回す勝ち組のヒルズ族という設定だが、キャラクターが濃くてイイ!ウィキをみると以前ルー大柴もこの番組にでてこの刈屋と競演したというから、その回はさぞ濃かったんであろう。聴いてみたかった。

余談ですが、筆者が比較的よく聴くラジオ局は3局ほどあるが、だいたい聴くシチュエーションが決まっている。平日の仕事で車に乗っているときはNACK5。日曜の車内もしくは家ではTOKYOFM。会社でBGM代わりに流れているのがJ-WAVEといったかんじ。NACK5とJ-WAVEは流して聴く感じだが、TOKYO FMは結構真剣(?)に聴いている。

TOKYOFMは真剣に(?)聴いているからか好きな番組が結構ある。 最近は仕事の関係であまり聴けなくなってしまったが、以前は土曜日の夕方5時からは「SATURDAY WAITING BAR AVANTI」という番組を聴いていたし、日曜日はたまに午後2時からの山下達郎がパーソナリティーをつとめる「サンデーソングブック」なんてのも聴いていますね。

話がそれましたが、とにかく「あ、安部礼司」はオススメです。この番組の脚本を書いている北阪昌人さんが自身のブログでこの番組を始める時心境なんかをコラムに書いています。(なんか去年1年間で放送された脚本集が出るみたいで(一般書店では購入不可)、買っちゃおうかな。^^;) それを読むと33とか34歳あたりってみんな結構転換点なのかなって思う。(ちなみに筆者は33歳の年に結婚している。) 30代のナイスミドルの方、一度聴いてみてはいかがでしょう。

 

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終戦記念日

まったく体がおかしくなるんじゃないかというくらいの猛暑日であるが、今日は終戦記念日。

先月「硫黄島からの手紙」をみてから、硫黄島の戦いから始まって、太平洋戦争の各地での戦いをいろいろと調べている。まあ調べるといってもそれぞれの戦いを深く分析するというわけではなくて、どんな戦いだったのかというのを見ているだけなんだけれども。

第2次世界大戦中の日本人の犠牲者は軍民あわせて310万人という。このうち軍人は230万人。これはすごい数ですよ。ちなみに日本の自衛隊は、現役の自衛官で約24万人。戦死者だけで現役自衛官の約10倍!ひどいものです。

いわゆる職業軍人の他に一般の市民が徴兵制度により軍隊に組み込まれ、太平洋戦争末期には700万人もの人が根こそぎ徴兵されたという。

軍隊では訓練と称して理不尽なしごきや体罰が横行していたらしいが、戦場に出るまでは上官にしごかれ、戦場に出れば補給なく、飢えに襲われ、戦局が悪くなれば玉砕で全滅を余儀なくされる。かの悪しき戦陣訓で、捕虜になることもできず....。いたたまれない。

そんな中で奇跡的に生き延びて日本に帰ってこられた人は、戦友がほとんど戦死してしまった現実を背負いながら終戦の日を迎えているのでしょうか?そうした兵隊に出た人も、戦後62年になる今年だともう80を越えているはず。

筆者の両親は健在だが、戦争の頃の話はあまりしない(あまりこちらから聞いたこともないが)。ただ少し聞いたことがあるのは、父は東京大空襲に被災したということと、母は当時千葉の成田にいて、東京が空襲されているときは東京の方の空が赤くなっていたという話をしていた。

私の両親みたいな太平洋戦争の実体験を語ることができる人というのは年々減っていく。次の世代の人が戦争を語り継いでいかないといけない時期になってきたんだなと最近は強く感じている。

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押井 守

先週NHKBSで押井守の作品を放送していた。

押井守といえば、「うる星やつら」、「機動警察パトレイバー」、「攻殻機動隊」などが代表作であるが、実は筆者は名前はよく知っているが、作品はそれこそ「パトレイバー」ぐらいしか見たことがない。

そこで今回は見たことがない作品をみてみようと意気込んでいたのだが、放送時間をまちがえたり、忘れたりで結局、「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」だけ見ることができた。

見た感想は正直言って「難解」。最後までみても作品を理解するのにちょっと考えないとダメというのが率直なところ。「うる星やつら」ってこんなわかりにくかったっけ?ラブコメ的な物じゃなかったっけ?なんて思っちまいましたな。(でも面白いんですよ。これはこれで)

この映画をみたとき原作者の高橋留美子さんは試写をみて激怒してしまったという。多分作品自体が原作者の高橋留美子の物ではなく、押井守の「うる星」になってしまっていたからなんでしょう。(ちなみに押井守は脚本も担当している)

筆者はパトレイバーの映画版2作品しか見ていないと書いたが、映画版の1はコンピューターウイルスの危険性を取り上げた話。2は元自衛隊員によるクーデターによって引き起こされた「東京を部隊にした戦争」の話。 1が制作されたのは1989年。まだコンピューターウイルスなんて言葉が一般的ではない頃にこんな内容で作品を作る先見性は結構驚愕。(今見るとさらに現実味がわく)。2は内容がさらにシリアス。PKO活動による海外派遣や、破壊活動防止法(要するに破防法)なんて言葉もでてくる。(ちなみに破防法が話題になった地下鉄サリン事件がおこったのは1995年)。

この監督の創造性や、先見性は確かに目を見張る物がある。たかだか3作品を見てないをいわんやという方もいらっしゃるかと思うが、パトレイバーを見た頃からの正直な感想である。なんだろう、大衆に媚びないつくりというか、わかる人にわかればいいよという作風にも見える。パトレイバー2なんてレイバーの格闘シーンなんてほとんどなく(むしろ自衛隊の攻撃ヘリとか、戦闘機とか現実に使用されている兵器の活躍シーンの方が多い)、自衛隊と警察の対立、警察の「現場」と「上層部」の対立など社会派ドラマを彷彿とさせるような描写が多いんです。「「パトレイバー」を漫画で見てファンになった人はかなり違和感あったと思う。

個人的には押井守って好きな部類に入る監督だと思う。パトレイバーを見たときは2作品とも引き込まれたし、今回「うる星」を見たときも、「やっぱり押井作品だ」と妙に納得できた。この監督は「攻殻機動隊」で「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟に影響を与えているし、「踊る大捜査線」の本広克行監督は踊る2の制作時に作品の雰囲気を掴ませる為にスタッフに劇場版パトレイバーを見させたらしい。今回がいいきっかけなので「攻殻機動隊」や、「イノセンス」も見てみようかな。

2008年には新作が劇場公開されるらしい。詳しくはコチラ。どんな映画になることやら。

あとこんなこと書いている人もいる。かなり強烈だけど、ここまで書くとなるとそれなりに押井作品見ているんだろうなと関心する。

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