映画・テレビ

ダークなセブン

またまた長期の更新なし。重ね重ねなまけものです。^^;

さて、TBSの金曜から始まったウルトラセブンX。セブン誕生40周年記念番組なんだそうだ。

ウルトラセブンは昭和42年に放送開始、ということで40周年である。筆者は昭和43年生まれなのでリアルタイムでは見ていない。でも再放送は何度となくやっていたので食い入るように見ていた。

再放送は土曜日の朝7時くらいから始まるのが多かったと記憶がしている。(ウルトラマンマックスあたりの時間枠じゃないかな?)小学生の筆者は土曜日は何が何でも7時に起きてウルトラセブンを見るというのが週末の行事だった。起きられないと母になんでおこしてくれなかったのかと八つ当たりしていたことを思い出す。

ウルトラセブンはストーリーはもちろん、出てくるエイリアンの造形なんかも他のウルトラシリーズの中では一番好きだった。ウルトラQからはじまって、ウルトラマン、ウルトラセブンとくる初期のウルトラシリーズの流れのなかで洗練されて、ある意味完成形となったものだと思っているし、数あるウルトラシリーズのなかでは筆者はこのウルトラセブンが最高傑作だと今も思っている。

さて脱線したが、いま放送されているウルトラセブンXだが、12日の放送で2回目がおわったところ。まだストーリーが見えてこないが、全体的な雰囲気はダークで、放送時間が深夜2時過ぎというところも子供向けにつくっているのではないようだ。セブンの造形も一見すると、正義の味方というよりは善悪を併せ持っているようなヒール的な造形(とでもいえばわかりやすいか?)

全体を通して夜のシーンが多い。昼間のカットってこの2回の内ほとんどないんじゃない?セブン自体も主人公も謎の存在になっていて、主人公がどうしてセブンになるのかというのも全くわからない。第1話でこれまた謎の女性からいきなりウルトラアイを渡されて「地球を救え」ってたのまれてもねえ.......。まあこのあたりの謎解きはおいおい放送されるんでしょうな。深夜2時過ぎに起きてテレビをみるっていうのはちょっと過酷なんで、ビデオにとってゆっくり鑑賞します。

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水曜どうでしょう

いまさらいうまでもなく、北海道テレビ(HTB)の人気番組ですな。大泉洋の出世番組です。

ブログの話題にするくらいだから、当然筆者もハマっていまして、DVDも4枚ほど。テレビの放送を録画したものが数枚あります。

この東京では現在MXテレビ(東京メトロポリタンテレビ)でしか放送されていない(それも再放送の「水曜どうでしょうClassic」)番組にハマるきっかけになったのは「救命病棟24時」にでていた大泉洋って何者ってところから始まった。

検索していくと、北海道ローカル制作の番組に出演していて、北海道では大人気なタレントだという。んで、その出演番組の「水曜どうでしょう」て番組ってどんな番組?と好奇心が騒ぎ出し、探していくと「インプレスTV」っていうインターネット番組を配信しているサイトで見ることができるらしい。おまけに無料の視聴番組があるっていうんで早速見てみた。

番組は「ユーコン川160キロ川下り」の全7夜を見た。もう、なんだかわからないけど、面白くて、3回くらい繰り返し見ましたね。それから、DVDの存在を知り、オークションでDVDをゲットして......、あとは大泉洋曰く「子猫ちゃん」になりさがってしまいましたよ。

自分は東京の人間なので、どうでしょうを見る手段は先のMXテレビでしか視聴する事ができないのです。しかもUHFのアンテナの向きがどうにもならなくて、(見られないほどではないが)画像が荒い。ケーブルテレビだとMXを見られるようなのだが、それだけでケーブルテレビを契約するのはちょっとなあ...。とすると、頼るものはDVDとクチコミで本放送を録画した方から見せていただくしかないと....。

ということでDVDは4本、テレビ録画ものも現在は先のユーコン、ヨーロッパリベンジ、タマンヌガラ、原付東日本、アラスカあたりは見たかな。

もっと見たいなと思っていた矢先、「You tube」のサイトにも結構出ているんですね。何本か見ましたよ。(これって書いていいのかな?) もう削除されたけど、対決列島とか、サイコロ3とか、アラスカもありました。ただ、そこにたどり着くのは結構大変ですよ。どうでしょうとか企画の名前かいても引っかからないですからね。

今月の頭くらいに過去のどうでしょうの企画で不祥事があったと報じられ、ディレクター以下、出演者もインターネットを通じて謝罪しておりました。「これをやったらどうなるか」ということを知らずに及んだ行為だとは思うけれども、放送メディアという立場を考えるとやはり制作側の認識不足による不祥事に対しては何らかの責任をとる必要はあるだろう。視聴者は今回のことによってその企画を二度と目にすることができなくなってしまったのだから。

とはいえ、この番組に対しての評価は全く変わることなく、DVDも配偶者にあきれ変えられるくらい繰り返し見て、大泉洋や、安田顕がドラマにでればそのドラマを見るなど、自分でいうのもなんだが、かなり病的^^; 今「四国R-14」を見てみたいんだけど、だれかビデオ売ってくれる人いないかなあ。

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ミラーマン

昨日東京メトロポリタンTV(TOKYO MX)の番組表を見ていたら月曜の深夜11時から円谷プロの特撮の名作「ミラーマン」が放映しているのを発見。早速今日見てみた。

内容は「2次元人の父と3次元人の母をもつ新聞社のカメラマン、鏡京太郎(石田信之)が地球を狙うインベーダーと、彼らが送り込む巨大怪獣と戦う。」というストーリー。

本放送は1971年12月~1972年11月。多分ワタシが見ていたのは再放送であろうとおもうが、ウルトラマンとはちがって、出てくる侵略者(=インベーダー)が黒づくめの服を着ていて、少々陰のある主人公と戦う(雰囲気的にはこんなかんじ)といういささかダークなイメージを子供ながらに感じて見ていたように思う。

出てくる怪獣もウルトラマンにでてくるものより造形的に個性的(←個人的な見解)。んで、今となっては経費削減のためなのかもと思うが、何度も同じ怪獣が出てくる。(別にそれが悪いといっているわけではありません。念のため。)

主人公のミラーマンはこれまたごてごてした模様のないすっきりした造形(←これも個人的な見解)。 ピンチに陥ることが多い(←記憶違いかも)、苦悩する主人公の鏡京太郎というおよそ巨大ヒーローものには不似合いな設定。

でも、このような番組を子供の頃には夢中になって見ていたものです。今放送しているとTOKYO MXは円谷のテレビ作品を放送しているマニアには垂涎もののテレビ局ですが、残念ながらUHFなので専用のアンテナを設置するか、ケーブルテレビなどでしか見ることができません。以前は怪奇大作戦なんかもやっていたようで、見ることができなかったのはちょっと残念でした。でもこの先、ファイヤーマンとか、ジャンボーグAとかを放送してくれるのではないかとちょっと期待しています。

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硫黄島からの手紙

遅ればせながら、「硫黄島からの手紙」をDVDで見た。

どんな戦いだったのかというのはこちらを参照していただくとして、映画自体は3回くらい連続して見てしまった。

この映画の中で描かれているのは、一部を除いてはすべて「実際にあった話」です。この映画を見た後にネットで硫黄島の戦いについて検索していろいろな関連サイトを覗いてみたが、日米ともに「悲惨な戦場」だったというところに行き着く。

硫黄島の面積は約22平方キロというから、東京でいうとだいたい北区と同じくらい。場所は本州と沖縄、サイパンからだいたい1200~1300キロくらいの等距離に位置する。自然環境はきわめて厳しく、島内は全体に地温が高く、多くの噴気地帯、硫気孔がある。つまり活火山であり、現在でも島の海岸線が隆起をつづけているという。気温も亜熱帯気候ということで、夏などは40度近くなる日もあるようです。 飲料水なんぞは、戦前は雨水を貯水して利用していたようで、わき水などはほとんど出てこないといった土地のようです。

こんな過酷な条件のなかで日本軍は地下要塞を作り、物量に勝る米軍と互角以上の戦いを繰り広げたというのは驚嘆します。この戦いでの日本兵の戦死者は守備兵力20,933名のうち20,129人。(そのうち戦後の調査で遺骨が発見されたのは8,383柱(平成14年度まで)にすぎない)、この戦いの中で日本の兵士はなにを思って戦っていたのでしょうか?もとより勝ち目のない戦いと知っていたのでしょうから。

他の方のブログで読んだ内容だが、硫黄島の生還者で金井啓さんという方がおられるのだが、とあるインタビューの中で、 「日本は悪者だったと教えられたため、日本人はみんな無関心になってしまったのでしょうか?」 と質問されたところこう答えたそうだ。「その通りだよ!俺達のどこが悪者なんだ。あなた方を守るために私たちは闘い、みんなは死んだんだ。」 

何を思って戦ったか?お国のため、天皇陛下のため。それはそれで間違いのないことであろうけども、大多数の兵士は家族を思いながら戦った、つまりは我々を守るために必死に戦ったのである。

今回の「硫黄島からの手紙」はこのことをよく描いているように思えた。クリント・イーストウッドの監督としての手腕もなかなかのものではないかと思う。(アカデミー賞とっているんだから当たり前か^^) 折しも、今靖国神社では「みたま祭り」が催されている。私の友人がよく行ってるので知ってはいたが、この映画をみてにわかに興味がわいてきた。でも16日(本日)までみたい.....。

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ダイ・ハード4.0

今日ダイ・ハード4.0を見に行った。

前評判では、あまり芳しくない批評を読んでいたので、あまり期待せずに見に行ったが、なかなかどうして、面白いではないか。

アクションはノンストップムービーといった感じで、見ていて結構興奮したし、設定もイマドキの内容であり得ない話ではないかな。ただ、時たまこりゃいくらなんでもムリだろうっていうシーンもあったが、それは娯楽映画と割り切って楽しめました。(ブルース・ウィルスの髪の毛がなくて、「老けたなぁ」と感じるのは全作から12年という年月を考えると致し方ないけど)

ストーリーはネタバレになるので詳しくは書きませんが(実は書くのが面倒だから)、サイバーテロの片棒を(知らずに)かついでいたヲタク青年をFBIまで護送する役目を仰せつかったマクレーン刑事がテロ事件に巻き込まれていくというダイ・ハードの王道ストーリー。

今回も「3」同様奥さんのホリーはでてきませんが、マクレーンの娘が登場します。これがまたマクレーンの娘らしく、とんでもないじゃじゃ馬。テロリストを前に一歩も引かないという超強気娘なんですね、これが。

あと、前述したヲタク青年。これが、アナログ人間のマクレーンを助けながら同行する「相棒」っぽい役になっていきます。「3」でもサミュエル・L・ジャクソンのような。

まあ、まどろっこしいので一度映画館に見に行くべし。マクレーンが「3」以上に不死身になっているのは気になるけど、DVDで見るよりは絶対に映画館で見た方が迫力あるに決まっているし、ちょっと刺激がほしいという人にはオススメですね。

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テレビもいいけど、たまにはラジオ

今日は楽器の練習(これについてはまたの機会に)で車移動。車の中ではCDとFMを交互に聴いておりました。

ラジオって家で自発的に聴いているって人結構いるんですかね?ワタシの場合は仕事中のBGM代わりか、車の移動の時の暇つぶし(?)の手段という感じで耳に入れることが多いです。このブログを読まれている方はどうですか?

ワタシなんかはたまにしか聴かなくても結構お気に入りの番組なんてものもあります。いくつか紹介してみると、TBSラジオの土曜日深夜24:00からの「コサキンDEワァオ!」。これはもう20年くらい聴いていますね。いわゆるヘビーリスナーってやつ。小堺一機と関根勤がパーソナリティなんですけど、一度聴いただけじゃあ内容が把握できないっていう変な番組ですね。でもオモシロイ!何がっていわれても説明できないのがミソです。

もう一つ、これは比較的最近聴くようになったのですが、日曜夕方5時からTFMで放送されている「あ、阿部礼司」という番組です。この番組のHPの言葉をかりると「ごくごく普通であくまで平均的な35歳の安部礼司がトレンドの荒波に揉まれる姿と、それでも前向きに生きる姿を描いた勇気と成長のコメディである。」とあります。聴いているとまあありそうでなさそうな物語なんですけど、これもまたちょっと面白い。是非一度聴いてみてください。

今我々がふれることのできるメディアの中心はテレビであることは言うまでもないことですが、テレビがない時代ではラジオが新聞とならんで情報の中心だったんですよね。テレビが普及した後でも、深夜のテレビ番組が氾濫してなかった時代(ほんの一昔前ですけど)の若者の深夜のメディアはラジオでしたね。

今日は車でラジオを聴いていてふと感じたことを書きつづってみましたが、たまにはラジオ欄を見て番組を探してみるのもいいかもしれませんよ。

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